【料理家が解説】パセリの栄養がすごい!余ったパセリを消費する絶品レシピも紹介
どうしても添えものなイメージが強いパセリ。「あえて自分では買ったことがない」という人もいるかもしれません。だけど実は、パセリはビタミンがたっぷり摂取できるすごいハーブなんです。今回は料理家の西岡麻央先生に、パセリの栄養や保存方法、おすすめのレシピを教えてもらいました!
パセリはビタミンCが豊富!
パセリに含まれるビタミンCの量は野菜の中でもトップクラス。ビタミンCはストレスと深い関わりのある栄養素で、ビタミンCが不足するとイライラが和らぎにくくなると言われています。生理前、PMSでストレスを感じやすいという人は特に、積極的にとっていただきたい栄養素です。豚肉などと一緒に炒めるとメインディッシュになり、たくさん食べることができますよ。
パセリを選ぶときのポイント
☑︎葉が細くて、しっとりとちぢれている
☑︎葉先の色が濃く、全体に色鮮やかなもの
スーパーでパセリを買う時は、きれいな濃い緑色のものを選びましょう。黄色っぽくなっていたり、切り口が黒ずんでいるものは、鮮度が落ちていることも。
パセリを長持ちさせる保存方法
モスカールドパセリの場合
グラスに水をたっぷり注いで、パセリを茎ごと入れる。ポリ袋を上から被せて、グラスの下の方を輪ゴムで止めたら冷蔵庫へ!
モスカールドパセリはよく見かけるモジャモジャなタイプのパセリ。この方法で1週間以上は新鮮な状態が続きます!
イタリアンパセリの場合
濡らしたキッチンペーパーでパセリをつつみ、ポリ袋やジップロックなどに入れて野菜室で保存。
イタリアンパセリの場合、使い切る目安は3日程度です。
パセリは食べ過ぎに注意
栄養価の高いパセリですが、食べ過ぎには注意が必要な野菜でもあります。食べ過ぎると腎臓などに悪影響が出る可能性も。1日の摂取目安は6g程度です。
毎日食べるものではないのでシビアになる必要はありませんが、目安の量は頭においておきましょう。
西岡先生のおすすめレシピ
パセリとツナのチーズトースト
パセリをたっぷり食べる…という機会はあまりないかもしれませんが、旨味とコクたっぷりのツナマヨと合わせればとても食べやすくなります。むしろ、パセリのほろ苦さが大人にはちょうど良いアクセントに!簡単なので、からだの調子がそこまでよくないときでも気軽に作ることができます。ぜひお試しあれ。
作り方はこちらをクリック!
- 教えてくれたのは…
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野菜の料理家 西岡麻央先生パワーサラダ専門店のメニュー監修やCMサラダのレシピ提供など、野菜を使った料理の提案を得意とする。航空会社勤務時代に経験した不規則な生活の中で、直接身体に影響を与える”食”に対して強く興味を持つようになり、退社後は食のプロを育てる学校エコールエミーズにてディプロマを取得する。現在は企業向けレシピ開発や食関連の記事の執筆、テーブルスタイリングなどを中心に活動中。