夏野菜の栄養が豊富!さっぱりおいしい山形の郷土料理『梅入りだしそうめん』

この時期、余らせてしまいがちな「そうめん」のアレンジレシピをご紹介!今回は、山形県の定番料理「だし」をそうめんにたっぷりかけた一品。梅干しを入れることで酸味が加わり、夏バテ中にも食べやすい味わいに仕上がります。

所要時間 ⏰ 20分(なすを水にさらす時間、オクラを冷やす時間を除く)

材料:1人分(だしは作りやすい分量)
・そうめん 1~2把
・きゅうり 1本
・なす 小1本 70g
・オクラ 4本
・大葉 4枚
・梅干し(しそ漬け)2個
・すりごま(白)大さじ1
・めんつゆ(2倍濃縮)大さじ2
【A】酒 小さじ2
【A】みりん 大さじ1

梅入りだしそうめんの材料

作り方

1.耐熱容器に【A】を入れてラップをかけずに電子レンジ(600W)で40秒加熱し、冷蔵庫で冷やしておく。
加熱した酒とみりん

2.きゅうり、なすは5mm角程度に切る。なすは水に10分程度さらしてアクを取り、水気を切る。大葉とガクを取ったオクラは細かく刻む。オクラを小さめの容器に入れて水大さじ3を加え、さっと混ぜて冷蔵庫で20分以上冷やす。
細かく刻んだ野菜

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西岡先生

オクラは生のまま刻んで少量の水を合わせると、驚くほど粘りが出てきます。このオクラが入ることでしっかりと粘りのあるだしに仕上がります。

3.ボウルに1、2、すりごま、めんつゆ、種を取って細かくちぎった梅干しを入れ、しっかりと混ぜて粘りを出す。

4.鍋にたっぷりの湯を沸かし、そうめんを表示時間通りにゆでたらざるにあげる。流水でぬめりを取りながら洗い、しっかりと冷やしたら水気を切る。
茹でたそうめん

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西岡先生

そうめんの量はお好みで増やしてOK。多めに楽しみたい場合は、お好みでめんつゆを追加して味を調節してください。

できあがり!

器に盛り、だしをお好みの量かけたら完成!だしは冷蔵で2~3日間保存可能です。少し多めに仕上がるので、保存可能な期間中に食べ切るようにしてください。
梅入りだしそうめん

教えてくれたのは…
野菜の料理家 西岡麻央先生
野菜の料理家 西岡麻央先生
パワーサラダ専門店のメニュー監修やCMサラダのレシピ提供など、野菜を使った料理の提案を得意とする。航空会社勤務時代に経験した不規則な生活の中で、直接身体に影響を与える”食”に対して強く興味を持つようになり、退社後は食のプロを育てる学校エコールエミーズにてディプロマを取得する。現在は企業向けレシピ開発や食関連の記事の執筆、テーブルスタイリングなどを中心に活動中。