【Q&A】低用量ピルの保険診療と自費診療って何が違うの?
ピルの処方って保険診療と自費診療がありますよね。これって何が違うんですか?
保険診療でピルを処方できるのは、月経困難症や子宮内膜症などの病気がきちんと診断され、その治療を目的として服用する場合に限られます。一方、自費診療では、月経困難症や子宮内膜症だけではなく、PMS(月経前症候群)や月経不順、月経過多に悩んでいる場合や、避妊や肌荒れの改善を目的として服用したい場合など、保険診療よりも柔軟に処方を受けることができます。
- 教えてくれたのは…
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山田光泰先生日本産科婦人科学会認定、産婦人科専門医。大学病院等で不妊治療を中心とした最先端の医療に従事しつつ、厚生労働医系技官として母子保健施策の推進にも携わってきた。現在は、女性のライフステージに応じたウェルネス向上をサポートすべく、テクノロジーを活用した課題解決にも取り組む。