レバーが苦手な人でも食べられる!貧血予防にもぴったりな『濃厚煮込みハンバーグ』

レバーは鉄もビタミンBも豊富。ぜひ生理期に食べたい食材ですが、その独特な味がどうしても苦手…という人もいると思います。そんなときは、そのまま食べるのではなく、隠し味としてレバーを使うイメージで上手に取り入れてみて!レバーの下処理も実はシンプルで簡単なんです。今回はハンバーグのタネにレバーを忍ばせて、コクのある味わいに仕上げました。

所要時間 ⏰ 35分

材料(作り置き用小さめハンバーグ8個分)
・合いびき肉 250g 
・鶏レバー 80g 
・玉ねぎ 1/2個 
・卵 1個 
・パン粉 1/3カップ 
・牛乳 50ml 
・塩 ひとつまみ 
・粗びき黒こしょう 少々 
【A】水 150ml 
【A】バター 10g 
【A】ケチャップ 大さじ4 
【A】中濃ソース 大さじ3 
【A】砂糖 小さじ1 
【A】コンソメ(顆粒) 小さじ1 
【A】薄力粉 大さじ1 
・油 適量(サラダ油、米油、オリーブオイルなど)


下準備①鶏レバーの下処理をする。レバーは2つつながっている場合は切り離す。白い筋がついている場合は取り除き、ひと口大程度に切る。

下準備②水を入れたボウルにレバーを入れ、血の塊を取るようにしながら優しく洗う。これを水をかえて3回繰り返したらペーパータオルで水気を取る。

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西岡先生

生のレバーを見ることも苦手…という人は、市販のレバーのお惣菜や焼き鶏のレバーを活用!たれなどがしっかりついている場合はペーパータオルで拭き取り、細かく刻んでひき肉に混ぜ込んでください。

作り方

1.沸騰した湯にレバーを入れ、中火で1分加熱して水にとる。粗熱が取れたらペーパータオルで水気を拭き取り、包丁の腹である程度なめらかになるまですり潰す。

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西岡先生

お惣菜や焼き鶏の場合、レバーがかたくて包丁の腹で潰すのは難しいと思うので、ペースト状にする必要はありません。

2.パン粉は牛乳と合わせてふやかしておく。【A】は混ぜ合わせおく。

3.玉ねぎはみじん切りにする。

4.ボウルに合いびき肉と塩を入れて粘りが出るまでしっかりとこねる。レバー、玉ねぎ、溶いた卵、牛乳でふやかしたパン粉、粗びき黒こしょうを加え、さらにしっかりとこねたら8等分にして成形する。

5.フライパンに油をひいて中火で熱し、4を両面に焼き色がくまで焼く。混ぜ合わせた【A】を加え、蓋をして弱火で10分程度煮込む。

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西岡先生

煮込みハンバーグにすることでよりレバーを感じにくくしています。

できあがり!

必須アミノ酸をバランスよく含んでいるレバーは食材の中でも栄養素がかなり高く、「栄養の宝庫」とも言われています。他のレシピよりも少し時間はかかってしまいますが、ちょっと頑張れる日にぜひ挑戦してみてください!

教えてくれたのは…
野菜の料理家 西岡麻央先生
野菜の料理家 西岡麻央先生
パワーサラダ専門店のメニュー監修やCMサラダのレシピ提供など、野菜を使った料理の提案を得意とする。航空会社勤務時代に経験した不規則な生活の中で、直接身体に影響を与える”食”に対して強く興味を持つようになり、退社後は食のプロを育てる学校エコールエミーズにてディプロマを取得する。現在は企業向けレシピ開発や食関連の記事の執筆、テーブルスタイリングなどを中心に活動中。