【イベントレポート】見て、触って、比較できる! 吸水ショーツ展示会「Femtech Fes! 吸水ショーツラボ」@New Stand Tokyo

サニタリー用品の新たな選択肢として認知度が拡大している吸水ショーツ。「興味はあるけれど、どんな吸水ショーツがあるの? 肌触りはどんな感じ? どう選べば良いの?」など、いざ試してみようと思うと、色々と気になるポイントがありますよね。そこで今回、東京 乃木坂にあるフェムテック企業fermataの路面店 New Stand Tokyoで開催された展示会「Femtech Fes! 吸水ショーツラボ」に、sai+journal編集部が潜入調査! 国内外あわせて11ブランドの吸水ショーツを、実際に見て、触って、比較してきました。

そもそも吸水ショーツって?

吸水ショーツとは「ショーツ本体(主にクロッチと呼ばれる股の部分)が水分を吸収してくれる下着」のこと。

さまざまなブランドが続々と最新アイテムを開発・発表している印象ですが、これは、吸水ショーツは洗えば何度も再利用できることから、「サステナブル」や「SDGs」という時代の価値観にフィットし、注目を集めているためなのです。

吸水ショーツの構造写真

▲展示会では、それぞれのブランドの吸水部分の生地構造を詳しく解説。実物を触りながら比較できます。

気になる生地構造は、各ブランド独自の技術やこだわりによって多少の違いがあるものの、基本的には『ショーツ生地+吸水シート(防臭・抗菌効果などを含む)+防水シート』が重なっています。

吸水量比較の様子

▲「ラボ」つまり実験室をテーマにした今回のイベントでは、白衣を着用したスタッフが実際の吸水量や、ショーツ部分の肌触りを比較できるよう実演するコーナーも。デリケートな部分に触れるからこそ、吸水後の肌触りも気になりますよね。

どのブランドが良いの? どう決めればいいの?

吸水ショーツを選ぶ上で注目されやすい「吸水量」ですが、 吸水量は多ければ多いほど良い、というわけではないそう。例えば、少ない日だけ、おウチ時間だけ、スポーツのときだけ、一日中履きたい……など、自身のライフスタイルや希望によって、必要な吸水量は違ってきます。

ベアの商品一覧

▲腰まである吸水シートで就寝時にも安心な約125ml吸水可能なショーツや、他にもムレを防いだ通気性抜群なものまで、シーンに合わせてさまざまなショーツを扱う「Bé-A」。

エミリーウィークの吸水ショーツ

▲ブラとのセットアップが心をくすぐる「EMILY WEEK」の吸水ショーツ。豊富なカラバリ&オーガニックコットン生地なので、おウチ時間のリラックスタイムにもぴったり。

吸水量、防臭・抗菌機能、生地素材、クロッチ幅などのスペックだけに限らず、ファッション性、履き心地などもチェックしたいのも正直なところ。展示会やポップアップストアなどで直接見て、触って、試着してみるのがベストですが、難しい場合は、実際に気になるものを1つ買って試してみるのも◎。

初めて吸水ショーツを試す場合、はじめから「吸水ショーツだけ」とせずに他の生理用品と併用しながら使ってみる、もしくは少ない日から始めてみるのがオススメ。自分にとって一番心地良い吸水ショーツの使い方を見つけていきましょう!

個性豊かな吸水ショーツ

今回の展示会で感じたのは、各ブランドの個性がより際立つようになってきているということ。吸水量や通気性、防臭・抗菌機能といったスペックの進化だけでなく、豊富なカラバリやレース、セットアップでの販売といったファッション性が強く出たもの、スポーツなど特定のシーンに特化したもの、環境配慮や女性の自立支援に貢献する素材を使ったもの……ブランドに込められたそれぞれの思いや個性が、洋服のブランドと同じ様に、吸水ショーツにも強く表れるようになってきているようです。
会場全体

生理の日をもっと軽やかに、そして快適に過ごすためにも、自分のライフスタイルや希望にあった吸水ショーツを探しに行ってみませんか?

取材協力:
New Stand Tokyo
東京都港区六本木7丁目2番8号 WHEREVER 1F
※営業日や時間はHPにてご確認ください。
https://hellofermata.com/pages/fermata-store-in-new-stand-tokyo

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