包丁なしで作れるほっと落ち着く一品『豆腐の卵あんかけ』

冷蔵庫にありがちな卵と豆腐を使って簡単に作れるとろみあんかけは、お腹もしっかりと満たせて、寒い季節にもぴったりの1品。豆腐と卵には、血流を促し自律神経を整える働きのあるビタミンEや、血液の中で酸素を運んでくれる鉄分が豊富に含まれるので、冷え対策にも効果的です。
所要時間 ⏰ 5分

材料(1人分)
絹ごし豆腐 150g 
卵 1個 
かに風味かまぼこ 2本 
【A】おろししょうが(チューブ) 1cm
【A】水 200ml 
【A】酒、片栗粉 各小さじ2 
【A】醤油 小さじ1 
【A】鶏がらスープの素(顆粒) 小さじ1/2 
青ねぎ(小口切り) 適量

  

作り方

1.鍋に【A】を入れて片栗粉が溶けるまでしっかりと混ぜる。中火にかけて混ぜながら煮立たせたら、弱火にする。

2.溶いた卵を少しずつ加え、優しく混ぜてかきたまを作る。

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西岡先生

かきたまを作る際は、穏やかに煮立っている状態に、少しずつ溶いた卵を加えるようにして作ってください。

3.スプーンで食べやすい大きさにすくった絹ごし豆腐、裂いたかに風味かまぼこを加え、中火で再度煮立たせる。

4.器に盛り、青ねぎを散らす。

できあがり!

血液の中で酸素を運んでくれる鉄分が不足すると、代謝の低下を招き、熱を生み出しにくい体になってしまいます。鉄分もとれる豆腐と卵を、冷え対策に上手に活用してみてください!

教えてくれたのは…
野菜の料理家 西岡麻央先生
野菜の料理家 西岡麻央先生
パワーサラダ専門店のメニュー監修やCMサラダのレシピ提供など、野菜を使った料理の提案を得意とする。航空会社勤務時代に経験した不規則な生活の中で、直接身体に影響を与える”食”に対して強く興味を持つようになり、退社後は食のプロを育てる学校エコールエミーズにてディプロマを取得する。現在は企業向けレシピ開発や食関連の記事の執筆、テーブルスタイリングなどを中心に活動中。