「生理用品をください」って英語で言える?海外旅行で知っておきたい英語フレーズ
編集部の失敗体験談『言葉が通じず、大ピンチ!』
大学の卒業旅行でパリに行った際、予定外の生理が来てしまい、薬局へと急行。店員さんに売り場を尋ねたかったのですが「フランス語で生理用品って…?」とパニックに。
脳をフル回転させて、「blood…」「period…」と思いついた英単語を言ってみましたが、伝わらず。必死のジェスチャーでようやくGETしたタンポンは、焦ってサイズを確認するのを忘れ、大きすぎて入れるのが大変でした。
覚えておきたい「生理用品の英語表現」
今となっては笑い話ですが、当時は知識もなく準備不足だったために、大変な思いをしました…。
海外旅行で生理用品を忘れてしまったときは、スーパーやドラッグストアで手に入れることができることが多いですよ。まずは基本的なアイテムを表す単語を覚えておきましょう。
01.ナプキンは「sanitary pads(サニタリーパッド)」or「sanitary napkins(サニタリーナプキン)」
「sanitary」=衛生的な
「pad」「napkin」=パッド/ナプキン
「sanitary pads」は、簡単に「pads」ということもあります。日本と同じように「napkin」でも通じますが、これは飲食店で提供される「食事用の布」のことも指すので、少し紛らわしいかも。
羽根つきのナプキンは「With Wings」、羽根なしは「Without Wings」と表します。たいていはパッケージに写真が載っていて、見れば分かるようになっています。
「pads」は「ぱえっず」と発音すると伝わりやすいですよ!
02.タンポンは「Tampons(タンポン)」
タンポンは英語でも「Tampons」と言います。欧米ではタンポン派の人が多いようで、ドラッグストアではナプキンよりもタンポンの品揃えの方が多いところもあります。
しかし、日本のようにアプリケーション(プラスチックの部分)がついておらず、コットン丸出しのものが主流の場合も。購入の際はパッケージを見て、アプリケーターがついているかどうか確認するようにした方が良さそうです。
03.月経カップは「Menstrual cups」
「Menstrual」=月経
「cup」=カップ
「pads」と同様、話の流れで分かる場合は「cups」と略して使うことも。月経カップは再利用が可能なため、サステナブルな点やコスト面でも海外人気が高まっています。つけ外しに慣れるまでには練習が必要なので緊急用としてはおすすめできませんが、試しに1つ買ってみるのも良さそうですね。(月経ディスクという商品もあり、こちらは使い捨てのタイプもあります)
生理のことは period とも表すことができます。日常会話では period を使うことの方が多いです!
◆◆◆そのまま使える例文をチェック!◆◆◆
I’m looking for some female hygiene items.
生理用品を探しているのですが。
Where can I find sanitary pads with wings?
羽つきのナプキンはどこにありますか?
規模が大きいお店では、「Feminine hygiene products」(女性衛生用品)のサインを探してみてくださいね。
海外旅行の前は、事前リサーチが大切!
海外でも、生理用品売り場は充実してそうですね!
とはいえ、種類や値段は国や地域によっても大きく違うので、注意が必要ですよ。
確かに、去年韓国旅行に行った時、国内相場の2倍近くしてびっくりしました…。
急な環境の変化で予定外の日に生理がきてしまうこともあるので、予定日が近くなくても、日本から持っていくようにした方が安心ですね。
そういえば、日本の生理用品は世界的にも高く評価されていて、来日した海外の観光客が買って帰ることも多いって聞きました。
そうそう、海外でも日本製のナプキンが売っているところもあるんですよ。
おお、もし見つけられたらラッキー!やっぱり使い心地で言ったら日本製が一番なんですかね。
そもそも日本人女性の体にあうように作られているという点では、そうですね。もちろん海外製でもしっかりした品質の生理用品はたくさんあると思いますが、物によっては、ゴワゴワ感や通気性の悪さが気になったり、肌に合わず、肌荒れを引き起こしてしまう場合もあるようです。
万が一に備えて、自分が行く予定の国で有名な、日本人にも使いやすい生理用品ブランドを調べておくと良さそうですね!
国によってトイレの常識やマナーも違うので、その辺りも調べておくと安心ですね。楽しい旅の思い出を作れるように、事前の準備はしっかりしておきましょう!