暑い日に！ひんやり甘くてなめらかな味わい『ビシソワーズ』
今回は、暑さへの抵抗力を高めてくれたり、ストレスに対抗するホルモンを積極的に作ってくれるビタミンCを含む食材を使ったメニューです。ビシソワーズとは、じゃがいもの冷製クリームスープのこと。実はじゃがいももビタミンCが豊富な野菜。寒い時期に食べるイメージが強いですが、夏は冷製スープにするのがおすすめ。ビタミンCは水に溶け出す性質があるため、スープにすることで無駄なく吸収することができます。
所要時間 ⏰ 15分（粗熱を取って冷蔵庫で冷やす時間を除く）
材料（1人分）
・じゃがいも 1個（150g程度）
・玉ねぎ 1/4個（90g程度）
・油（米油、サラダ油、太白ごま油など）小さじ2
【A】コンソメ(顆粒) 小さじ1/3
【A】牛乳 200ml
・塩 ひとつまみ
・パセリ 適量
作り方
1.じゃがいもは皮をむいて半分に切り、薄切りにする。玉ねぎは皮をむいて薄切りにする。
2.鍋に油を引いて1を入れたら中火で熱し、玉ねぎがしんなりとしてきたら、水100ml（分量外）、【A】を加える。蓋をしてじゃがいもがやわらかくなるまで10分程度煮る。
西岡先生
牛乳の代わりにお好みで同量の豆乳やオーツミルクなどで作ることもできます。無調整の豆乳を使用する場合はほんの少し砂糖を少し入れると、やわらかい味わいになって美味しいですよ！
3.ハンドブレンダーで滑らかになるまで攪拌し、塩で味を調える。粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。器に盛り、みじん切りにしたパセリを散らす。
できあがり！
作り方はシンプルですが、野菜の旨味がしっかりと感じられます。ひんやり冷たく、夏バテ気味の日でも簡単に栄養摂取が可能です。
- 教えてくれたのは…
-
野菜の料理家 西岡麻央先生パワーサラダ専門店のメニュー監修やCMサラダのレシピ提供など、野菜を使った料理の提案を得意とする。航空会社勤務時代に経験した不規則な生活の中で、直接身体に影響を与える”食”に対して強く興味を持つようになり、退社後は食のプロを育てる学校エコールエミーズにてディプロマを取得する。現在は企業向けレシピ開発や食関連の記事の執筆、テーブルスタイリングなどを中心に活動中。