【Q&A】乳がん検診は毎年受けるの? 頻度はどのくらい?
乳がん検診は毎年受けなくてはいけないのでしょうか? どのくらいの頻度で受けるべきなんですか?
明神先生
発症リスクが高まる40歳以上の人に対して、国は2年に1度の「マンモグラフィ検診」を推奨しています(※1) 。ただし、生活習慣・遺伝などで発症リスクが高いと思われる人は、年齢に関係なく1年に1度の受診が安心です。
乳がん発症の年齢は若年化しています(※2) 。そのため、20代・30代の人も1カ月に1度のセルフチェックを習慣づけ、異常を発見したらすぐに受診するようにしましょう。
▼乳がんセルフチェックはこちらの記事で詳しく紹介しています!
お風呂で3分「乳がん」セルフチェック! タイミングやポイントも紹介
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※1 厚生労働省「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」
※2 日本乳癌学会 乳癌診療ガイドライン 疫学・予防項目参照
- 教えてくれたのは…
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明神真由先生高知県出身。外科修練後、大学病院で乳がんの診断・治療を専門に10年以上勤務。「すべての患者様の希望に添える医療の提供」をモットーに、日々手術・外来診療に携わっている。