【過長月経】生理が長引く原因は?病気の可能性はあるの?

「普段に比べて生理が長い」「友達と比較すると自分の生理は長い」という場合、不安になってしまいますよね。実際に、長引く生理は病気のサインである可能性も。それでは、生理が長引くのはどのような原因があるのでしょうか。

Q.生理の長さってどのくらいが普通なの?

正常な生理は3~7日間であり、平均して5日間程度とされています。この期間よりも出血が続いていると、生理が長引いているという扱いになります。医学的には、出血が8日以上続いて止まらない状態のことを「過長月経」と呼んでいます。どこまで長く続くかは個人差があります。

過長月経の主な原因は女性ホルモンバランスの乱れです。 普段の生理期間は安定しているのに、一時的に生理が長引いているという場合、生活習慣やストレスによってホルモンバランスが乱れたことが原因である可能性があります。思い当たるものがあれば、まずはそれを改善していきましょう。

Q.生理が長引いているのは病気の可能性もあるの?

生理が長引く原因は、それ以外にもいくつかあります。

1.黄体機能不全
卵巣の黄体からのエストロゲンとプロゲステロンの分泌不全によってホルモンのバランスが乱れることで起こる症状です。特にプロゲステロンが分泌されなくなると排卵が起こらず、エストロゲンのみの刺激を子宮内膜が受け続けるため、子宮内膜が厚くなり、結果としてなかなか剥がれ落ちなくなってだらだらと経血が出続けるという状態が起こってしまいます。特に更年期の方や閉経が間近となっている人に多い傾向にあります。

2.子宮内膜症や子宮筋腫
これも黄体機能不全と同様に子宮の内膜が厚くなっていることで起こる症状です。子宮内膜がなかなか体外に排出されず、少量ずつだらだらと経血が出続けることにより生理が長引いているように感じます。

3.子宮系のがん
子宮体がんや子宮頸がんになると、がんの部分から出血が起こります。生理そのものは正常の期間で終わっていたけれど、がんの部分からの出血により、生理がだらだら続いていると勘違いしてしまうことがあります。

4.流産
知らないうちに妊娠をして流産をしていた場合にも、出血がだらだらと続くことがあります。流産による出血が生理周期と被った場合は、生理による出血が続いていると勘違いしてしまう可能性もあります。

Q.生理が長引いてたらどうすればいいの?

原因が病気でなかったとしても、生理が長引くことで貧血を起こすことがあるので注意が必要です。妊娠を希望していない場合や貧血の症状が出ていない場合は経過を見ても問題ありませんが、病気であった場合は進行して悪化する可能性があるため、早急に治療をする必要があります。毎月2週間以上出血が続いている場合は、婦人科のある病院を受診してください。

治療をすることによって生理周期が改善されることも考えられます。特に、がんが原因であった場合には命を落とす危険性もあるため、早めに治療をしておきましょう。

監修:クリニックフォアグループ医師

参考文献

新潟日報
石川県 
山口大学
公益社団法人日本産婦人科医会 

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