ヤーズの第四世代は第三世代と何が違うの?

ヤーズというお薬を聞いたことはありますか?

これはピルの一つなのですが、ピルといったらどういうイメージを持たれるでしょうか。避妊薬というイメージが強い方も多いかもしれませね。

もちろん、ヤーズに避妊薬としての作用はありますが、実は飲むことで他にも様々なメリットがある薬なので、今回はそんなヤーズやピルについて詳しく説明していきます。

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ヤーズとはどんなお薬?

まずヤーズとはどういう薬なのでしょうか。

ヤーズには二種類の女性ホルモンが配合されていて、エチニルエストラジオールという卵胞ホルモンと、ドロスピレノンという黄体ホルモンです。名前は難しいですが、それぞれ前者は出血を抑制する働きがあり、後者は子宮の内膜が厚くなりすぎたり、排卵するのを抑制する働きがあります。

これらの作用によって、排卵が抑制されることで避妊効果があるのと同時に、痛み成分であるプロスタグランジンなどが出てくるのを抑えることができるので、生理痛軽減効果も期待できます。

そのため、避妊したいと思っている方以外にも、月経困難症の方にも良い薬となります。

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月経困難症とは、生理痛などの生理に伴う症状が強すぎるせいで寝込んでしまったりという、生理によって日常生活に支障が出ていることを言います。

飲み方は、初めてピルを飲む方と、今ピルを飲んでいてヤーズに切り替える方で少し異なります。

初めての方は、月経が始まった日から飲み始めるだけです。今21錠タイプを飲んでいる方は、今飲んでいるものを飲み終わって1週間空けてからヤーズを飲み始めてください。今28錠タイプを飲んでいる方は、今飲んでいるものを飲み終わったら次の日からヤーズを飲み始めてください。

ヤーズの副作用としては、非常に稀なものの血栓症が起きることがあります。血栓症とは、血が血管内で固まってしまってそれが血管で詰まってしまう病気です。エコノミークラス症候群や心筋梗塞も血栓症の一つです。

ピルの世代って何?

では、ヤーズは第四世代なのですが、世代とは一体何なのでしょうか。

ヤーズが第四世代なことから分かるように、今現在ピルには第一世代から第四世代まであります。そして、数字が大きくなるにつれて新しくなります。

第一世代にはシンフェーズ、フリウェル、ルナベル、第二世代にはトリキュラー、アンジュ、ラベルフィーユ、ジェミーナ、第三世代にはマーベロン、ファボワール、第四世代にはヤーズのほかにヤーズフレックスといった薬があります。

ヤーズの第四世代は第三世代と何が違う?

では、第四世代のヤーズは第三世代とは何が違うのでしょうか。

ヤーズは超低容量ピルという分類のピルで、卵胞ホルモンの量が1錠あたり0.03mg未満のものとなっています。そして、特徴としては浮腫みづらいということがあります。

さらに、第三世代以前のものは全て実薬が21錠で休薬期間が1週間必要なのに対してヤーズは実薬が24錠タイプで休薬期間が4日間と短くて済むということも挙げられます。

これにより薬を服用している間のホルモン変動が少ないために、第三世代のものに比べて生理痛などの症状を軽減することが期待されます。

この効果が認められて、先ほど説明した月経困難症に対して保険適応がある薬になっています。

クリニックフォアのオンライン診療について

クリニックフォアでは初診から全国どなたでもオンライン診療でヤーズの処方を行なっています。事前問診3分、診療3分のみで完了し、薬は最短当日発送いたします。

生理痛、ニキビなどの生理にまつわる症状が軽くなるという効果もあるため、避妊以外の目的で服用される方も多くいらっしゃいます。ピルの処方をご希望の方はぜひクリニック フォアグループへご相談ください。

更新日:2020年12月19日

監修:クリニックフォアグループ医師

参考文献

ヤーズ®︎配合錠服用ハンドブック https://pharma-navi.bayer.jp/omr/online/bhv_others/141209_YAZ-14-1010.pdf

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