アフターピルの副作用(吐き気・腹痛等)はあるの?

アフターピルも緊急避妊薬というお薬のため、副作用が起こる可能性があります。今回はアフターピルの副作用について詳しく解説していきます。

アフターピルにも副作用が起こるの?

アフターピルの副作用をご紹介する前に、アフターピルについてお話しします。アフターピルは、黄体ホルモン(レボノルゲストレル)を主成分とする薬剤で「避妊せずに行なわれた性交または避妊したものの避妊手段が適切かつ十分でなかった性交の後に、緊急避難的に服用する避妊薬」と定義されています。主成分となるレボノルゲストレルは、排卵前に服用すると、LHサージという卵胞を育てるためにホルモンが多量に分泌されることを抑える働きがあります。そのため、排卵を抑制する効果があります。また、排卵後に服用をした場合でも、子宮内膜の増殖を抑制するため着床を防ぐ効果が期待できます。

ですが、子宮内膜に着床して妊娠が成立してしまった場合には、アフターピルの効果が得られないため、アフターピルはなるべく早いタイミングでの服用がおすすめされています

アフターピルの副作用として現在報告されているのが、月経以外の出血と、生理の周期の乱れです。月経以外の出血についてはアフターピルを服用してから 7 日以内に約16%の女性が月経と無関係な出血を経験しています。また、約50%の方が、月経が数日前後ずれたことを認めています。また、約3%程度の方に嘔気が認められています。ほかにも、詳細なデータはありませんが、嘔吐、頭痛、めまいといった副作用を経験している方もいらっしゃいます。

ほかにも、アフターピルに含まれている成分でアレルギー症状が出るという方もいらっしゃいますし、ご自身が現在使用している処方薬、市販薬などの医薬品、ハーブ系または嗜好用薬物のなかには、アフターピルとの相互作用によって副作用を引き起こすものもあります。これについては、アフターピルを処方してもらう際に、医師に自分の今使っている医薬品やサプリメントを伝えて確認してもらうようにしましょう。

現在のアフターピルは、ノルレボを主成分とした緊急避妊薬が中心ですが、少し前まではヤッペ法といい、中用量ピルを用いた緊急避妊法もありました。ですが、この方法は、副作用が強く出てしまい、ここでご紹介したものよりもさらに強い副作用が出てしまうことから、現在は使用されていません。

アフターピルが辛い場合の対処法はあるの?

アフターピルの副作用で頻度の高い月経以外の出血や生理周期の乱れといった症状は、ナプキンを使用しなければいけないという不快感はあるかもしれませんが、その他において不快に思うことはないかもしれません。ですが、吐き気については日常生活に支障が出ることもあり、不快に思う方も多いかもしれません。

月経以外の出血と生理周期の乱れについては対処法がなく、経過観察をしていくしかありません。ですが、吐き気の場合はアフターピルと一緒に制吐薬を処方してもらうことによって対処することができます。

アフターピルを吐き戻してしまうと服用から2時間以内だった場合にはもう一度、アフターピルを服用しなければ避妊に失敗してしまいます。この場合、もう一度病院で処方をしてもらわなければならない場合もあります。ですので、例えば、一度アフターピルを服用して吐いてしまった経験がある、他の薬を服用して嘔気を感じやすいという方はあらかじめ、お薬を処方してもらう前に医師にご相談されるとよいでしょう。

避妊には緊急避妊薬ではなく、低用量ピルの活用を

アフターピルは、性交後でも服用でき、避妊することができるため、画期的な方法である一方で、すぐに服用できる環境ではなかった場合や、処方をしてもらえなかったなどアフターピルの効果が高い時間に服用が間に合わず、避妊に失敗する可能性もあるお薬です。

クリニックフォアグループでは、アフターピルではなく低用量ピルでの避妊方法をおすすめしています。1日1錠の服用でアフターピルよりも高い避妊効果が期待できるほか、月経痛や月経困難症、PMSなどの生理の悩みを解消できます。副作用も服用しはじめの時には軽度あるものの、継続して服用することで、副作用も見られなくなります。アフターピルを使用された方、使用経験のある方は低用量ピルでの避妊法も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

クリニックフォアのオンライン診療について

クリニックフォアでは低用量ピル・アフターピルをオンラインで処方させていただいております。

低用量ピル・アフターピルは保険適用外のお薬となります。そのため病院によって値段が異なります。通販などではこの値段よりも安い価格帯で販売されていますが、通販で購入できるものの中には、成分を含んでおらず効果が全く得られないものや、表示されている用量よりも過量に成分を含み、服用することで強い副作用が起こるなど身体に悪い影響を及ぼす場合ものもありますので、医師の診察を受けて処方をされることをおすすめしております。

避妊に失敗してしまった、妊娠の可能性があると悩む女性はクリニックフォアのオンライン診療をぜひご活用ください。

↓↓アフターピルのオンライン診療はこちら

公開日:8月31日

監修:クリニックフォアグループ医師

参考文献

http://www.bccdc.ca/resource-gallery/Documents/Educational%20Materials/STI/Med%20Handouts/STI_handout_Levonorestrel_ECP_japan.pdf

一般社団法人日本家族計画協会 https://www.jfpa.or.jp/women/emergency.html

公益財団法人日本産科婦人科学会 http://www.jsog.or.jp/activity/pdf/kinkyuhinin_shishin_H28.pdf

日本プライマリケア連合学会 http://www.pcog.jp/files/topics_I/1/topics_I-6-1.pdf

南九州看護研究誌 http://www.med.miyazaki-u.ac.jp/home/kango/files/2016/03/nagase.pdf

厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-isei_513005_00001.html

NPO法人ピルコン https://pilcon.org/help-line/afterpill

関連記事